オアシスセットの仕方

こんにちは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は前回に引き続き、

オアシスの使い方、「器へのセットの仕方」を

 

書いていきます。

 

 

器にただオアシスを入れて、

挿し始めればいいのか?

 

というと、

そんなことはありません。

 

(もちろん挿すことはできますが‥‥)

 

 

良いセットの仕方をしないと

 

・水が乾くのが早くなる

・挿すスペースが少なくなる

・オアシスが固定できてない

・持ち運ぶときに崩れる

 

などのことが起こってしまいます。

 

 

そうならない為に、

セットする基本を押さえておきましょう。

 

 

 

 

1.水が入る隙間

 

器に対して、

ミチミチにオアシスを詰めてしまうと

 

水を溜めておける隙間が

なくなってしまいます。

 

両端に、

水が入る空間を開けておきましょう。

 

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2.固定。しっかりはまるように

 

 

器に対して、

オアシスの角がぎりぎり

ふちに当たってしまうくらいの大きさで

 

オアシスを入れてください。

 

 

それでも固定できない場合は、

小さく切ったオアシスを入れて

 

隙間を埋めてください(水が入るところは残して)

 

 

3.面取り

 

最後に、オアシスの角を取ります。

 

角は花を挿せないので

角をとって平面にすることで

 

花を挿せるスペースを増やすのです。

 

 

以上です。

 

 

 

 

まずは、オアシスを器に合わせて切るところから

始めてみましょう。

 

 

キノ。

 

 

それ、水が入っていないよ!?オアシスの正しい使い方

おはようございます、

キノです。

 

 いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は、

オアシスの正しい使い方について

 

書いていきます。

 

 

「そもそも、オアシスってなんだ?」

って声が

聞こえてきそうですね。

 

これです↓

 f:id:kinotohana:20180113104900j:image

 

オアシスとは、

お花を挿す為に使うもので

 

アレンジや活け込みを作る際に

使います。

 

 

水を吸い、お花を挿せる

スポンジのようなものです。

 

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この使い方、扱い方を間違っていしまうと

 

・水が中に染みていない、

・中に空洞が出来てしまっている

 

その結果、

花が十分に水を吸えずに、

すぐに枯れてしまう

 

などのことが起こってしまいます。

 

 

そうならないために、

オアシスの扱い方の基本を

 

おさえておきましょう。

 

 

 

1.水のつけ方

 

オアシスを水につける際は、

 

バケツや洗面台に水を張り、

そこに浮かべるように置きます。

 

そして、

じわじわと全体に水が染み、

完全に沈むまで待ってください。

 

 

理想としては、

完全に沈んでから

30分ほど時間をおいたほうが良いです。

 

 

これをやらずに、

・手で押して水に沈める

 

などをしてしまうと

水を吸えず、中に空洞ができてしまうのです。

 

 

ゆっくり、

オアシスの自重で沈むのを待ちましょう。

 

 

 

オアシスは、

100円ショップやホームセンターで

買うことが出来ます。

 

また、ネットショップで買うのも

便利でいいと思います。

 

 

まずは、

オアシスを買いに行きましょう!

 

 

次の記事では、

オアシスのセットの仕方について

 

書いていきます。

 

 

 

キノ。

 

 

 

 

 

 

知らないと危ない!ナイフの使い方

こんにちは、

キノです!

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は、

ナイフの使い方について

 

書いていきます。

 

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ナイフの使い方は、

知らないととても危ないです。

 

私は花屋に入りたての頃、

何度も指を切り、

血だらけになっていました。(笑)

 

 

自分だけならまだしも、

他の人を人を傷つけてしまったら

大変ですしね。

 

 

ナイフを上手く使えれば、

 

花が水を吸う表面積を

大きくすることができ

 

花を長持ちさせることが出来ます。

 

 

それでは、

ナイフの使い方を説明していきます。

 

 

 

1.どんな花から練習するか

 

ナイフで切る際に、

 

茎が柔らかいと切りやすく

茎が固いと切りにくいです。

 

固い茎で練習を始めるより、

最初は柔らかい茎の花を選んで

 

練習していくといいでしょう。

 

 

2.ナイフの握り方

 

 

ナイフは、

手のひらで深く握るようにします。

 

下の写真のような感じです。

 

 

握りが浅いと、

力が入らず、ナイフが安定しません。

 

しっかりと深く

握るようにしましょう。

 

 

3.ナイフの使う場所

 

ナイフの刃は、

全部を使うわけではありません。

 

 

刃の中心より下側を

使うようにします。

 

先端側だと力が

伝わらないのです。

 

 

4.切る方向

 

ナイフは手前に引くようにして

切ります。

 

まず、花を下にするように持ち

刃を茎の横に当てます。

 

そこから、手首は使わず

まっすぐ手前に引くようにして

 

切ります。

 

 

尾を引かず、

綺麗に斜めに切れていると良いです。

 

 

以上です。

 

※指を切ってしまう危険があるので

十分注意して行いましょう。

 

 

 

 

それではまず、

ナイフの柄を、深く握ってみましょう。

 

 

次の記事では、

オアシスの使い方について

 

書いていきます。

 

 

寒い日が続きますので、

皆さんも体調にお気をつけて!

 

 

キノ。

 

 

 

 

水上げの方法

 

こんにちは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき、

ありがとうございます。

 

 

今回は、

お花の水上げの方法について

 

説明していきます。

 

 

この方法を知っていないと、

 

買った花や

仕入れた花を

 

綺麗に保つことが出来ません。

 

せっかく活けた花も、

すぐに枯れてしまいます。

 

 

この方法を知っていれば、

 

花はどんどん水を吸ってくれ、

先端までパリッとします。

 

花の寿命が2倍ほど伸び、

活けた花を長く楽しむことが出来ます。

 

 

 

水上げの方法はたくさんありますが

この方法は万国共通で、

 

昔から行われている方法です。

 

 

 

では、

その方法とは何かというと‥‥

 

「茎を斜めに切ること」

 

です。

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斜めに切ると、

 

水を吸う表面積が増え、

より多くの水を吸えるのです。

 

また、切り込む(傷をつける)ことによって

そこからより水を吸い込んでくれるのです。

 

 

花を切るのは、

花用のハサミや、ナイフを使います。

 

 

簡単に使えるのは

ハサミなのですが、

 

ナイフのほうが

より鋭角切れるので、

 

より水を吸ってもらうには、

ナイフのほうがお勧めです。

 

(茎の太さなどにより、ハサミとナイフを使い分けます)

 

 

 

 

それでは、

 

お花を買ったら、

まずは茎を斜めに切って、

 

水につけてみましょう。

 

 

 

次の記事では、

ナイフの使い方について

 

書いていきます。

 

 

記事を読んでいただき、

ありがとうございました。

 

 

キノ。

 

 

 

はじめまして、こんな人です。

 

はじめまして、キノといいます。

 

 

このブログを見つけ,

読んでいただき、

 

ありがとうございます。

 

最初の記事なので、

自己紹介から書いていこうと思います。

 

 

 [1.平凡な私 ]

 

 

子どもの頃、私は

 

何かを作ることや、

植物や自然が好きでした。

 

秘密基地を作ったり

木を削って剣を作ったり。

草花を摘んだり

木に登ったり

森を 探検したり‥‥

 

 

そうやって遊び

没頭している

よくいる普通の子どもでした。

 

 

しかし、好きだからといって

得意だったわけではありませんでした。

 

美的センスがなかったのか

 

図工や美術などは

いつも底辺レベル。

 

どんなものを作っても、

下手くそ(笑)

 

センスのかけらも

感じられませんでした。

  

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そんな私は

小、中、高、と歳を重ねていき

 

大学への進学、

将来の進路を決めていく年齢になりました。 

 

 

 

いろいろ悩みましたが、

 

その頃の自己イメージ、

できそうなことで思い浮かんだことが

 

・優しくすること

・人の話を聴くこと

 

でした。

 

そうして決めた進路が

「福祉」の道で

 

私は福祉学科のある大学へ進学。

 

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大学生活は

バイトやサークル(と、少し勉強)

に明け暮れ

 

大学4年生、

就職を本気で考える歳に。

 

「何か作ることがしたい」

 

という、ほんのわずかな

心の声があったものの

 

既に福祉の世界に

足を踏み入れていた私は、

 

他に選択肢は

一切ないように感じており

 

お給料と場所と

なんとなくで選んだ

 

老人ホームに

就職を決めることにしました。

 

 

そうして、大学を卒業し、

老人ホームに介護員として働き始めました。

 

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 [2.将来への不安と、決意]

 

 

就職1年目、

 

自分の性格、能力的に

この仕事は向いていたのでしょう。

 

3か月ほどで仕事にも慣れ、

情熱をもって、真剣に仕事に取り組みました。

 

これが自分の天職なのだと

そう思いました。

(今思えば、そう自分に言い聞かせていました)

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就職2年目、

 

仕事にも慣れてきて、

真剣ではあったのですが

 

なぜだか、

情熱が少しずつ冷めていきました。

 

そして、将来のことについて、

いろいろ考えるようになりました‥‥

 

 

「大きな不満はないけど、このままでいいのかな」

 

「この仕事を、いつまで続けるのかな」

 

「今やってることは、本当にやりたいことなのかな」

 

 

介護の仕事が、

別に嫌いだったわけではありません。

 

きついこともあるけれど、

 

人として成長できる、

誇りに思える仕事でした。

 

 

しかし、

もやもやした自分の不安は

 

なかなか消えませんでした。

 

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就職3年目、

 

「このままでいいのか」

という漠然とした不安の正体が、

 

だんだんと

明らかになってきました。

 

私は気づいたのです。

 

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自分は今まで

「向いてそうなこと、できそうなこと」

をやっていたのであって

 

「好きなこと、本当にやりたいこと」

は、やれていないんじゃないか。

 

 

自分の人生をかけて、

本当にやりたいことはなんなのか

 

きっと今は違うから

このもやもやした不安は

あるのではないか。

 

そこまでしてやりたかったことでは

ないのではないか

 

 

「やりたいこと」

ではなく

「やってもいいこと」

だったのではないか。

 

 

そう考えた私は、

決意しました。

 

 

これから、

好きなこと、本当にやりたいこと

もっとしていきたい。

 

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そう、変えていこうと。

 

 

[3.新たな決意、失敗の連続]

 

決意を新たに、

私の心の中にあったのは

 

「花でアレンジを作りたい」

 

という欲求でした。

 

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自分の創作欲のままに

アレンジや花束を作れたら‥‥

 

そして、

 

それを誰かに渡して

喜んでもらえたなら‥‥

 

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自分の部屋で、

素敵なアレンジを飾れたなら‥‥

 

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どんなにハッピーでしょうか。

 

 

 

そう考えた私は、

花を習いに行きました。

 

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「季節のアレンジメント」

 

「花束のレッスン」

 

「リース作り」

 

‥‥

 

それまで貯めていた貯金を崩して

ありとあらゆるレッスンを受けました。

 

(習い始めてから気付いたのですが、レッスン料がとても高い)

 

 

お花を習うために

使ったお金‥‥

 

なんと

総額、約80万!

 

この出費は

精神的にかなり応えました。

 

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で、肝心の 

花は上手くなったのかというと‥‥

 

 

投じたお金に対して、

全然上手くなりませんでした。

 

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作ったアレンジは、

 

我ながら不格好。

 

先生にも呆れられ

「センス無いなこいつ‥‥」

 

という目で見られる。

 

 

花を無駄にするなと

怒られる。

 

 

 

 

喜んでもらえると思い、

自分で作った花束を

友人にプレゼントするも‥‥

 

微妙な顔で受け取られる。

 

 

生の花だけではなく、

 

ドライフラワーでもアレンジを作り始め、

委託販売のお店で販売するも‥‥

 

まったく売れず。

 

 

最初の勢いは、

見る見るうちに消沈していきました。

 

「自分にはセンスがない」

 

 「センスがいい人じゃなきゃ

上手く作れないんじゃないか」

 

「自分は不器用なんじゃないか」

 

 

そういう思いが強くなり、

諦めかけていた頃

 

私はその花屋と

出会いました。

 

 

[4.突然の出会い]

 

いろいろ諦めかけていた私ですが、

 

なんとなく

ネットサーフィンをしていると

 

ふと、

目に留まるサイトがありました。

 

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ブライダルを主にやっている花屋さんで、

そこに掲載されている写真の数々は

 

どれも目を引くアレンジばかりで、

今まで見てきたものとは

 

まるで違いました。

 

・洗練されたデザイン

・見たことのないデザイン

 

そして、

花一輪一輪が、

「私を見て」と言っているような。

 

それぞれが喧嘩することなく

生き生きして

輝いているように見えました。

 

 

そのホームページを詳しく見ると

その花屋では

スクールもやっていることが分かりました。

 

「ここで学べば、何か変わるかもしれない」

 

 

直感的にそう思った私は

最後の望みをかけ

スクールに申し込むことにしました。

 

花を習うのは

もうこれで最後にしよう。

 

そんな覚悟で

その日に電話を入れて。

 

 

 

 

 

[5.小さな成長、そして]

 

そのスクールの教え方、教えることは、

他で習っていたことと

 

ずいぶん異なりました。

 

抽象的な、曖昧なものではなく

理論として整理された

 

とても分かりやすいものでした。

 

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それまで理解不能だった私も、

少しずつ、花を理解できるようになってきました。

 

 

 

そして、

自分の作ったアレンジが

 

「可愛い!!」  「いいね!」

 

と言ってもらえることが

少しずつ増えました。

 

そこのスタッフは

10年、又は20年と花をやっている

 

大ベテランばかり。

 

日本のトップフラワーデザイナーの

一人もいました。

 

 

そんな人たちに褒められて

自信にならないわけがありません。

 

嬉し過ぎて

にやけます。

 

 

私は、だんだんと

自信をもてるようになり

 

ますます花にのめりこみ

 

技術と感性を

磨いていきました。

 

 

[6.今と、これから]

 

 

そして今、

私はその花屋で働いています。

 

 

レストランに

納品する活け込みや

 

ブライダルで

納品するアレンジを

 

作らせてもらえるまでになりました。

 

 

そして、後輩を指導していく

立場にもなりました。

 

 

花屋で働き、

後輩に教えていく中で感じたのは、

 

「自分ならもっともっと、

分かりやすく伝えられる、整理できる」

 

ということと、

 

「独立して、

自分で教えられるようになりたい」

 

ということでした。

 

 

 

 

もともとセンス、感性が

皆無だった私。

それなら、下手な人の気持ちも分かるし

誰よりもわかりやすく教えられる。

 

そう思ったのです。

 

 

また、花屋の生活は

とても厳しいです。

 

体力が必要なのは、

自分は平気なのですが

 

とにかく時間が長い。

 

朝6時から夜21時まで

働くなんてことも、珍しくありません。

 

残業とかそんな概念すら

ありません。

 

お給料も安いです。

 

 

そんな生活を

ずっとは続けられません。

(もちろん、好きなことはやっているのですが)

 

 

独立して、

自分で生計を立てていきたいのです。

 

 

 

その第一歩として、

自分のこれまで学んできた知識、技術を

 

ノートにカリキュラムとして

まとめています。

 

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そしてそれを、

外に外に発信していこうと思い、

このブログを書き始めました。

 

 

これからこのブログでは

 

・花の扱い方、基礎知識

・花束の作り方

・アレンジの作り方

・花の飾り方

 

などを書いていきたいと思います。

 

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自分の持っている知識を、

整理、アウトプットしていくために。

 

そして、

いつかブログを読んでくれる

花を学びたいと思っている、

あなたの為に。

 

 

ここまで読んでいただき

ありがとうございます。

 

長くなりましたが、

自己紹介を終わろうと思います。

 

 

 

 

それでは、

次の記事から

 

具体的な

花のアレンジの仕方について

 

書いていきます。

 

 

キノより。