花束の作り方2.バインディングポイント

こんにちは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき、

ありがとうございます。

 

 

寒さも少しずつ和らいで、

春にほんの少しずつ近づいてきましたね。

 

自転車通勤の私には、

寒さが和らいできたのは

ほんとに助かります。(笑)

 

 

 

 

さて、今回は

花束の持ち手、組み方について

 

前回に引き続き

書いていきます。

 

 

 

 

花束を組めるかどうかは

結局のところ

 

持ち手の使い方、

どう手を使えるかによって

 

左右されます。

 

 

この「手」の使い方を

知ることによって

 

花束をふんわりと、

大きく作ることができます。

 

 

 それでは、

解説していきます。

 

 

☆ 花束の基礎2.バインディングポイント

 

花束の、

茎の結び目のところ

 

スパイラルを組む際の

持ち手の茎の旋回点を、

 

バインディングポイント」

といいます。

 

 

このバインディングポイント、

茎が交わる部分を

 

「線」ではなく、

「点」で持つようにします。

 

 

そのまま握ってしまうと、

茎が広がらず

 

スパイラルで組めても

花束がシュッとして小さくなってしまいます。

 

 

親指と人差し指の間の

小さな接点で

 

しっかりと持つようにしましょう。 

 

 

その他の指(中指、薬指、小指)

は添えて支えるようにし、

 

きつく握らないようにします。

 

 

 

次に、

花の入れ方ですが

 

 

手前は、

中指.薬指.小指でそっと握って

支えながら

親指を外して入れます。

 

右奥は、

中指.薬指.小指を外して

花を入れ、

中指.薬指.小指を戻してから

人差し指を外して入れます。

 

 

左奥は、

まず手首を内側に突き出すようにして

左奥の入れたい場所を

手前に持ってきます。

 

次に、

花を入れたい場所に添え、

中指.薬指.小指で軽く支えながら

親指を外して

花を入れます。

 

 

 

 

最初は慣れない動きで

手がつりそうになると思いますが

 

スポーツと同じで、

基本の型を繰り返しているうちに

 

手に馴染んでいきます。

 

 

花束を作るのも、

フォームが大事なのです。

 

 

 

 

それでは、まずは

バインディングポイントを

「点」で持つように意識して、

花束を作っていきましょう!

 

 

キノ。

 

 

 

 

 

花束の作り方 1.スパイラルの組み方

こんばんは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は、

「花束の作り方」

 

について

書いていきます。

 

 

 

 

「花束を作れる」

 

 

 

そのスキルを

もっているというだけで

素敵な女性に見えるし

 

花束を組む姿も

凛として美しく見えますよね。

 

 

 

お花を習いたい人にとって

 

最初に思い描く

憧れだと思います。

 

 

 

 

この方法は

 

花束を作る、

基本中の基本となります

 

また、

限られた花材で

花束をより大きく見せることが

可能になります。

 

 

これが出来ないと  

 

花束は広がらず、

シュッと小さくなってしまいます。

 

 

 

それでは、

 花束を作るポイント、コツを

 

しっかりおさえていきましょう。

 

 

 

☆ 花束の基礎。スパイラル状に組む

 

花束は

らせん状(スパイラル)に組んでいきます。

 

なぜスパイラルで組んでいくのかというと

前述したとおりで

 

花束をより大きく、

ふんわりと広げる為です。

 

 

花をまっすぐのまま

そのまま束ねてしまうと

 

花束全体がシュッとして

小さくなってしまうのです。

 

 

まず、

中心となる1輪を決めます。

メインとなる花を選びましょう。

 

 

その1輪を、

左手の平の深くで持ちます。

(右利きの場合)

 

 

その1輪を中心として

前後に、1本ずつ足します。

 

反時計回りのスパイラルになるように

少し傾けて。

 

 

この、最初の3本がぐらついてしまうと

最後まで安定せず、

花束を作るのが難しくなってしまいます。

 

手のひらの深くで、

しっかりと固定しましょう。

 

 

 

 

最初の3本が固定できたら、

その周りを3方向くらいから、

反時計回りに順に花を入れていきます。

(時計回りでも大丈夫です)

 

茎と茎の隙間に入れて、

固定していくようにすると良いです。

  

 

 まずは、

「スパイラル状に組む」

 

そこに意識を注いで、

花束を作る練習をしていきましょう。

 

 

 

 

次の記事では、

バインディングポイント」 

 

持ち手の部分について

詳しく書いていきます。

 

 

 

記事を読んでいただき、

ありがとうございました。

 

キノ。

 

 

 

 

 

 

花一輪の魅力を、最大限に引き出す方法

おはようございます、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

 

 

今回は、

花の魅力を最大限に

活かす方法について

 

書いていきます。

 

 

同じ花材を使っていても、

綺麗なアレンジを作れる人と

そうでない人がいます。

 

その違いは、

花一輪一輪の魅力を

引き出すことが出来るか否かで

大きな差がつきます。

 

 

花の魅力を

120%引き出すことができ、

花の命を

まっとうさせることが出来るのか。

 

それとも、

その花の魅力を引き出せず、

残念なアレンジで

花の命を無駄にしてしまうのか‥‥

 

 

それは、

あなたの腕にかかってきます。

 

 

 

それでは、

花の魅力を引き出す方法について

 

解説していきます。

 

 

 

☆1. 花の顔、向きを知る

 

 

花は、

顔とも言われるように

 

向きが存在します。

 

 

どこが顔の正面かは

理屈で説明するのは難しいのですが

 

基本的には、

・一番花が綺麗に見える向き

・花弁が大きく見える角度

・正面(そのまんまですが)

 

です。

 

 

まずは、

その向きを知ることが重要です。

 

 

 

☆2.内側を向くように挿す

 

花の顔の向きが分かったら、

 

それを内側に向けて、

挿していきます。

 

アレンジ、花束の中心に

顔の向きを向けていきます。

 

 

そうすることで、

花が生き生きして見えます。

 

 

逆に、外側に向けて

挿してしまうと、

 

花がうなだれているように

見えてしまいます。

 

 

 

 

それでは、

まずは花の顔の向きを見ながら

 

花を挿していってみてください!

 

 

キノ。

人工的な自然な?人が綺麗だと思うアレンジの共通点②

おはようございます、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

寒い日が続いて、

朝起きるのがしんどいです。。

 

えぇ、

ほぼ毎日4時起きですから‥‥

 

 

 

さて、今回は

前回の記事に引き続いて

 

綺麗に見えるアレンジのコツについて

書いていきます。

 

 

このコツが分かれば、

・既製品、大量生産とは違う、1品ものの良さが出るようになる

・単調にならず、動きをつけることが出来る

 

などのメリットがあります。

 

 

それでは、

解説していきます。

 

 

☆ 等間隔、シンメトリーにしない

 

 

大手のチェーン店で展開している花屋さん、

既製品のアレンジ、リースなどを見ると

分かるのですが

 

ほとんどが等間隔。

シンメトリーになっています。

 

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※画像はイメージです。

 

 

それはなぜかというと、

「どの人が作っても、同じものを作りやすいから」

 

です。

 

 

それでは、あまりにもデザインとして

つまらないと思いませんか?

 

人が作ったアレンジ

というより

機械が作った製品

になってしまいます。

 

 

それを意識して避けるために、

 

まずは、

同じ花を挿す場所を

等間隔にするのをやめましょう。

 

意識して、ずらすのです。

 

 

シンメトリーにするのも、

避けたほうが良いです。

 

がっつりアシンメトリーにする必要は

その時々によりますが

 

同じ花の場所が左右対称にならないように

注意しましょう。

 

 

 

 

それでは、

あえてずらすことを意識して

 

アレンジを作ってみましょう!

 

 

 

キノ。

 

人工的な自然な?人が綺麗だと思うアレンジの共通点①

こんにちは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は、

人が綺麗だと感じる

アレンジのコツについて

書いていきたいと思います。

 

 

 

ただただ花を挿していけば

綺麗に見えるかというと

 

もちろんそんなことは

ありませんよね。

 

 

このアレンジを作るときのコツを

おさえて作ることが出来れば

 

・アレンジがより立体的に

・花の一輪一輪がより生き生きして

 

見えるようになります。

 

 

このコツが理解できていないと

 

・平面的で、のっぺりとした印象に

・花のメリハリがなく、ぱっとしない印象に

 

なってしまいます。

 

 

 

そうならない為に、

しっかりとコツをおさえていきましょう!

 

 

 

 

☆ 凹凸、出すところと引っ込めるところ

 

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※画像はイメージです。

 

アレンジを作る際、

凹凸を意識してつけることによって

 

メリハリ、立体感を出すことが出来ます。

 

 

アレンジの大きさにもよりますが、

花の頭1輪分くらいの

高低差をつけたほうが良いです。

 

 

また、アレンジの形(半円や緩やかな山)の線

を意識しすぎると

 

平面になりやすく、

のっぺりとした印象になってしまいます。

 

 

その線を少し波打って崩すように、

凹凸をつけて挿してみてください。

 

 

 

 

もう一つ、

ポイントとしては

 

出すところは出す、

引っ込めるところは引っ込める

 

と、はっきり差をつけていくことです。

 

 

中途半端にすると

 

出しているつもりでも

「出ちゃったのかな?」

 

引っ込めているつもりでも

「埋もれちゃったのかな?」

 

と見えてしまいます。

 

 

出すところは出して

引っ込めるところは引っ込めていきましょう。

 

 

 

それでは、

凹凸を意識しながら

 

花を挿していきましょう!

 

 

キノ。

日本のトップフラワーデザイナーがやってる、アレンジの作り方

こんにちは、

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

今回は、

アレンジを作る際の、

 

花を挿していく順序、

どのように形づくっていくかを

 

書いていきます。

 

 

「なんとなく挿していけば

形になるでしょ」

 

と思っていませんか?

 

 

ところがどっこい。

 

実際に作ってみると

分かるのですが

 

なかなか形にならない。

後半になって、埋まらなくなってくる。

 

そして後から

「埋めよう埋めよう」

 

と思って

花材を足していくと‥‥

 

「とりあえず埋めました」

 

という感じが、

もろに出てしまいます。

 

 

 

そうならない為に、

花を挿していく順序について

 

書いていきます。

 

 

この方法は、

私が勤めていた花屋の

トップフラワーデザイナーから教えてもらった方法です。

 

 

 

 

では、その方法とは‥‥

 

 

☆ 苦手なところから埋めていく

 

 

まずは、メインとなる花。

 

一番目立ち、

主役となる花から挿します。

 

 

そして次に、

 

器の淵付近に、

グリーンや花を挿していきます。

 

 

なぜかというと、

淵付近を最後に残してしまうと

 

どうしても

隙間を埋めるようになってしまい、

花を綺麗に見せることが出来なくなるのです。

 

 

なので、先に淵付近を

大まかに挿していきましょう。

(※ 画像はイメージです。淵付近を全部埋めなくてもいいです)

 

 

 f:id:kinotohana:20180113110539j:image

 

メインとなる花と、

淵付近をおおまかに挿したら

 

次に目立つ花から挿していき、

適度にグリーンも混ぜて

 

全体を形作っていきましょう。

 

 

 

 

ポイントとなるのは

「苦手なところ(淵付近)から挿す」

 

ということです。

 

 

それでは、

オアシスを器にセットし

 

花を挿してみてください!

 

 

 

次の記事では、

 

アレンジの全体の

形の作り方について

 

詳しく書いていきます。

 

 

 

キノ。

オアシスを120%使える、花の挿し方

こんにちは

キノです。

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

桜の枝が、

年明けから出回っています。

 

お正月が終わったと思ったら、

もう春に向かっててるんですね。

 

 

春が楽しみだ。

 

 

さて、今回は

「オアシスへの花の挿し方」

 

について書いていきます。

 

 

花をテキトーに挿してしまうと

 

茎同士がぶつかってしまい

水を吸えなくなってしまいます。

 

また、ぶつかってしまう為、

上手く挿せません。

 

 

どうすれば、

 

茎同士がぶつからず、

かつ深く挿せるのでしょうか?

 

 

その方法を、

説明していきます。

 

 

 

 

☆ 基点を中心に、放射状に挿していく

 

 

まず、

オアシスの中心より少し下あたりを

基点として考えてください。

 

その基点を目安に

放射状に、斜めにずらしながら挿していきます。

 

(外側に行くにつれて、横に倒していくように。分度器のような感じです)

 

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そうやって挿していくことで、

 

茎同士がぶつからずに

最後まで挿していくことが出来ます。

 

 

 

挿す深さは、

基点あたりをまで挿せると良いです。

 

(底にはつかないように)

 

 

 

器の淵あたりは、

 

茎を器の淵にのせて

真横(もしくは斜め上)に向けて挿すと

 

安定して挿すことが出来ます。

 

 

 

 

それでは、

基点を目安に、

 

花を放射状に挿していきましょう。

 

 

次の記事では、

挿していく順番について

 

書いていこうと思います。

 

 

それでは、また。

 

キノ。